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2022/08/10 コミック

『ドラゴンボール超 19巻』の感想(ネタバレあり)

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「ドラゴンボール超 19巻」を読みましたので、感想を書いていきます。
ネタバレありの感想になります。

本能を解放された中理性を取り戻し、ついに覚醒したガス。
圧倒的な強さを発揮します。

攻撃対象をエレクに変えたグラノラ。
母を、民族を殺された復讐を果たそうとします。
しかし、ガスの瞬間移動で阻止されてしまいます。
さらに両腕を折られ、両目を潰されました。
最後はエレクに腹を撃たれ、湖に落とされます。

ガスと戦って生き残るために、残りのエネルギーを悟空に託すベジータ。
いつもの流れですね。
超サイヤ人ブルーになってガスと戦いますが、全く通用しません。
闘志のかけらも感じないとガスに言われてしまう悟空。
父バーダックは戦闘に対する覚悟が凄まじかったと比較されます。

瀕死のグラノラを治そうとするナメック星人モナイト。
ガスがモナイトを狙います。
それを止めるべく、ガスごと別の星に瞬間移動する悟空。
さらに今まで会ったことのある人を辿って、ガスと共に様々な星に瞬間移動します。
最終的にウイスを見つけて、移動する悟空。
ウイスにガスを押し付けて、シリアル星に戻ります。
遠くの星に連れて行かれたガス。
シリアル星に戻るためには自力で飛んでいくしかありません。
なるほど、考えましたね。
予言魚が「誰だったんだ、あいつ」という発言を残します。
予言魚が予言で見た宇宙一の戦士はガスではないということになります。
一体、誰が宇宙一の戦士になるのでしょうか…

ガスがシリアル星に戻るまで大体20分ほど。
悟空達は体力回復に努めます。
通信機越しでウイスに身勝手の極意のコツを聞く悟空。
ウイスからは「自分の内から見つけるしかない」と言われます。

モナイトが悟空達にスカウターを見せます。
バーダックがモナイト達を守ったときに使っていたものとのこと。
スカウターに録音されていた戦いの音声を聞きます。

バーダックの過去編。
バーダックとガスが戦います。
ガスの強さに苦戦するバーダック。
モナイトがバーダックを逃がすためにドラゴンボールを使いますが、バーダックがそれを拒否します。
「サイヤ人が敵前逃亡など死んでもできるか」と言うバーダック。
かっこいいですね。

もう一つの願いをバーダックに託すモナイト。
バーダックは、「俺の息子たちがすくすくと育ちますように」と願います。
なるほど、悟空やラディッツが大人になるまで生き残れたのは、ドラゴンボールの加護があったからかもしれません。

本能を解放したガスにさらに追い詰められるバーダック。
それでも戦いをやめません。
勝てない戦いを続ける理由を問うガス。
「死ぬかどうかの戦いの時に勝つ以外を考えているバカがいるか?」と答えるバーダック。
最後は力を覚醒させ、逆にガスを追い詰めて勝ちます。いつものサイヤ人チート。
ここで過去編が終わります。

父の声を聞き、父との記憶の一部を思い出す悟空。
また、父の思いを聞き、サイヤ人の戦いに対する誇りを知ります。
ベジータもまたサイヤ人の誇りを思い出します。

戻ってくるガス。
悟空とベジータが再び対峙します。
生き残るためではなく、勝つために戦う二人。
民族の誇りと信念を掛けた戦いが始まります。

悟空達の猛攻に苦戦するガス。
しかし、エレクは「心配することはない」と言います。
ガスの宇宙一とグラノラのは別物とのこと。
一体ドラゴンボールに何を願ったのでしょうか。

ベジータがガスにインファイトを仕掛けます。
ボロボロになりながらも戦い続けるベジータ。
ガスに一発入れることに成功します。
また強くなっているようですね。
いつものサイヤ人チート。
戦いの途中で本巻が終わります。

 

本巻も面白い話でした。
悟空達の戦いは、ずっと地球や宇宙を守るためのものでした。
ただし、今回は負けても宇宙が滅びたりはしません。
それだけに今回の悟空はいまいち闘志に欠けていたのでしょう。
実際に全員が生き残るための戦いになっていました。
しかし、民族に誇りを知ったことで、サイヤ人の誇りを懸けた勝つための戦いになります。

父バーダックがここまで話に絡んでくるとは思いませんでした。
まさか、バーダックが悟空達の”先生”になるとは…
悟空とベジータが精神面で成長した印象的な回になりました。

ガスの宇宙一の強さには秘密があるようですし、エレクの切り札的な何かもありそうな感じがします。

悟空たちがどうなるのか、次巻を楽しみに待ちます。

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