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2022/08/02 コミック

『メイドインアビス 11巻』の感想(ネタバレあり)

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「メイドインアビス 11巻」を読みましたので、感想を書きたいと思います。
ネタバレありで書いていきます。

成れ果て村を後にしたリコ達1行。
ファプタは後ろから付いてきていたようです。
リコの言葉で一緒に行動することになりました。

笛の声を聞くことができるファプタにリコの母ライザの笛の声を聞かせてみます。
笛になる前の名前は「ドニ」だったそうです。
枢機の輪でレグに関わる者が待っているとのこと。
枢機の輪は第7層にあるみたいです。
「せいぜい備えておけ」と言って黙るドニ。
そこまで行けば、レグについて色々わかるのでしょうか。
ただし、一波乱はありそうです。

ライザの手記を読むリコ。
大半の文字が鏡文字で書いてありました。
いたずらなのかなと推理する一方で、何かの違和感を感じるリコ。
何かのフラグなのでしょうか。

レグとファプタで狩りを行い、リコが料理します。
すごく美味しそうな感じはします。
食べてその美味しさに驚くファプタ。
まだ見ぬ世界の一歩になったリコ。
ファプタは、自分が殺そうとしたリコを守ってくれたガブールンに感謝します。
リコ達と一緒に行動することにします。

リコが夢の中でプルシュカと話します。
夢の中でなら会話することができるのですね。
プルシュカは、レグがファプタに取られるのではと心配してくれています。
年頃の女の子らしいですね。
しかし、当のリコは全く気にしていませんでした。

プルシュカは、ワズキャンの最後に違和感を覚えています。
確かに色々やっていた割に、最後はあっさりとリコ達に後を託していました。
今後、何らかの形で再登場とかあるのでしょうか。

レグに起こされるリコ。
死者の名前を書く葬還符が何百何千と落ちてきたと言います。
実際にオースでは、「誕生日に死ぬ病」が流行し、人が亡くなっています。
リコは、オースを心配しつつもアビスの底に行き、答えを知ることを改めて決意します。

道中で探検家の死体を見つけます。
死体なのになぜか妙な迫力を感じます。
一体誰なのでしょうか。
ナナチが使えそうな道具を回収します。
「積み重ね」と言うナナチ。
彼の冒険の続きはリコ達が引き継ぎます。

物語は過去に変わります。
先程亡くなっていた冒険家が生きていたときの話のようです。
探検隊御用達酒場「滑落亭」で飯を食べています。
女の子とコンビを組んでいるみたいです。

今まで登場してきた探検隊も登場します。
どうやら二層で遺跡が見つかり、合同大探窟が行われるようです。

二人は、それぞれクラヴァリとテバステという名前らしいです。
「巫女」「巣窟(ネスト)」と聞き慣れない単語を使って、なにやら怪しげな会話をしています。
二人は大探窟が行われる前にラストダイブを行うようです。
見つかりたくない何かがあるのでしょうか。

ハボルグがジルオに「巫女」や「ネスト」の言葉に聞き覚えが無いかを聞きます。
そこでハリヨマリの歌に出てくる単語だと判明します。
ハリヨマリの歌は白笛の伝達を元に作った民謡らしいですが、これが今後意味を持つということでしょうか。

14日後、先遣隊が例の遺跡に到着します。
そこで、先遣隊がとんでもないものを発見したようです。「おとぎ話でも蘇らせるつもりか?」と言うハボルグ。
何があったのか気になります。

第6層でクラヴァリが崖で大怪我をしています。
テバステは下にいるようです。
追手と言う言葉から、二人は何者からか逃げているようです。
先程の遺跡で二人が何かを行い、それで逃げているということでしょうか。

「遊びを忘れると心は固く脆くなる。遊びを忘れるなよ」と通信機越しで伝えるクラヴァリ。
こんなときに遊びとか無理、どうしたらいいの?と聞くテバステに
「それでいい。硬く脆い芯はここぞを穿つ時にとっておけ」と言います。
これが二人の最後の会話となりました。

逃げるテバステ。ついに追手が追いつきます。
「呪詛兵団(ヘイルヘックス)」ニシャゴラ、かなり強そうです。

話は現在に戻ります。
クラヴァリの死体から回収した「ジェントルノック」によって、レグに右手が付きました。

力場が凪いでいる地帯をナナチが見つけます。
人間の仕業が高いと推測するナナチ。
頑丈なレグがその地帯に入ってみます。
案の定罠でした。
レグが臭いでマーキングされ、その臭いを追って何者かがやってきます。

やってきたのは、先程登場したニシャゴラとテバステ。
なぜかテバステがニシャゴラの肩に乗っています。
リコが見覚えのない白笛を付けているところを見て、「見つけたぞ、巫女の一味ィィ!」と叫ぶニシャゴラ。
テバステが自分の仲間でないとニシャゴラに説明します。

ニシャゴラ達に自己紹介するリコ達。
レグをシュルメナと同じと言い、またナナチとファプタ?をジュウソウと言います。

リコ達に団員の資格あるというニシャゴラ。
リコ達をアジトに連れて行くようです。
ちなみにテバステは捕虜になっていました。

未知の白笛を持っていることで巫女の一味と判断されたことから、他にも知られていない白笛が存在しているのではないかと推測するナナチ。

リコが、巫女とは穴の化身と会話したり、アビスと繋がって災いを予兆するものと説明します。
文字通り、アビスを通して巫女のようなことをする人らしいですね。

「お前らついてきてくれて嬉しいぞ」
「お前らがいれば時間も固まりやすい」というニシャゴラ。
時間が固まるというのはどういうことでしょうか。
時の流れがオースと違うアビスでは、もしかしたら同じ階層でも場所によって時間の流れが違うのかもしれません。

次に魂があるかとリコ達に聞くニシャゴラ。
ファプタいわく、ニシャゴラは幾つもの魂が重なっているとのこと。
ニシャゴラは、見た目含めて何か秘密があるようです。

アジトに到着するリコ達。
「ヘイルヘックス」キャプテンのスラージョに会います。
ヘイルヘックスの目的は、第七層に挑むことのようです。
スラージョはリコ達を迎える一方、何か試練を与えるようです。

ここで本巻は終わりです。

 

とりあえず情報量が多すぎる…
新たな登場人物、新たな言葉が色々出てきました。
まず、ファプタが仲間になりました。
前巻の流れからすると、仲間になるのはもう少し先かなと思っていましたが、すぐに仲間になってくれて良かったです。
また、リコは夢の中ならプルシュカと会話できるみたいですね。プルシュカが可愛かったです。
巫女の一味とそれを追うヘイルヘックス。
この辺りの説明は次巻にあるのでしょうか。
「次の二千年」という言葉も気になります。

リコ達の冒険がどうなるのか、次巻を楽しみに待ちます。

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